- 2010/03/10 19:25
- 洋楽
スパークルホースのマーク・リンカスが3月6日、亡くなった。47歳だった。
マネージャーがニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによれば、マーク・リンカスはテネシー州ノックスヴィルにある友人宅近くの路地で自ら心臓を撃ちぬいたという。警察は現地時間午後1時20分に通報を受けたが、現場で死亡が確認された。家族は銃がリンカス自身の所持するものだったことを認めている。
家族は以下のような声明を出した。
「非常に悲しいお知らせですが、私たちの愛すべき友人であり家族の一員であるマーク・リンカスが今日自らの命を絶ちました。彼と一緒に過ごせた時間のことをありがたく思いますし、私たちの心の中で彼は永遠に生き続けます。彼の旅路が平和で、幸福で、自由なものでありますように。あなたの行く先には天国と星が待っていることでしょう」
ヴァージニアで生まれ育ったマーク・リンカスはパンク・バンドで音楽活動を始め、80年代にはニューヨークとロサンゼルスに移り住んでインディー・バンドのザ・ダンシング・フーズ(The Dancing Hoods)として活動したが、音楽ビジネスに幻滅を覚えてヴァージニアに帰郷した。
その後彼はスパークルホースを結成し(これは彼自身の活動名義でもある)、1995年にデビュー・アルバム『Vivadixiesubmarinetransmissionplot』を発表。だがレディオヘッドをサポートした翌年のツアー中、滞在先のロンドンのホテルで抗不安薬のヴァリウムと抗鬱剤などをアルコールと一緒に摂取したことが原因となって2分間の心停止と14時間の意識不明状態に陥り、脚への血流が止まったことからその後6ヶ月間の車椅子生活を余儀なくされる。
活動に復帰してからは、トム・ウェイツとPJハーヴェイがゲスト参加し、高い評価を受けた2001年の『イッツ・ア・ワンダフル・ライフ』を含む3枚のアルバムをリリースした。ダニエル・ジョンストンの2003年作『フィア・ユアセルフ』や、2004年のトリビュート・アルバム『ダニエル・ジョンストンの歌』などのプロデュースも手がけた。
昨年はデンジャー・マウスとデヴィッド・リンチとのコラボ・アルバム『ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル』を完成させた。この作品はデンジャー・マウスとレコード会社の間でトラブルがあったため公式にはリリースされていなかったが、先日この問題が解決し、まもなく公式リリースされる予定(http://ro69.jp/news/detail/31776)。
マネージャーによれば、スパークルホースのニュー・アルバムはまもなく完成し、<アンタイ>レーベルからリリースされることになっていたという。マーク・リンカスには両親と妻、3人の兄弟がいた。via スパークルホースのマーク・リンカスが死去 | 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) – ロッキング・オンの音楽情報サイト

私の大好きなアーティスト、Sparklehorseのマーク・リンカスが亡くなりました。
オフィシャルサイト MySpace
デビュー直後から危うく死にかけてみたり…典型的なダメ人間でしたが、とにかく良い音楽を作る人でした。
YouTube – Sparklehorse – King Of Nails
個人的に一番好きな曲「King of Nails」(3rdアルバム「It’s a Wonderful Life」収録曲)
切ないメロディに、中盤以降はディストーションギターが絡み合う展開。”美しいんだけど、どこか壊れている”それが彼の音楽の特徴です。
ちなみに、この曲が入った3rdアルバムから、Mercury Rev, The Flaming Lips, Number Girlなどの作品を手掛けたデイヴ・フリッドマンがプロデューサーに名を連ねるように。4thアルバム「Dreamt For Light Years In The Belly Of A Mountain」では、マーク、デイヴと共に、奇才デンジャーマウス(The Beatlesの「White Album」とJay-Zの「Black Album」をドッキングさせて「Grey Album」なる作品を作って怒られたりした人)もプロデューサーに。
YouTube – SPARKLEHORSE – Rainmaker – LIVE
こちらはデビュー間もない頃の「Rainmaker」(1stアルバム「Vivadixiesubmarinetransmissionplot」収録曲)の映像です。
YouTube – Sparklehorse + Fennesz – Goodnight Sweetheart
昨年はフェネスと共に、アンビエントな作品を作ったり、
YouTube – Dangermouse & Sparklehorse (feat. Julian Casablancas) – Little Girl UNOFFICIAL
前述のデンジャーマウスとは非常に問題な作品、空っぽのCD-Rに映画監督デヴィッド・リンチの写真集を付けての販売。
デンジャー・マウス、EMIに対抗して空っぽのCDRを発売!!|ブラックカルチャー最新ニュース|notrax _ 100% Black Culture _
こちらがその事についての詳細。要は、ネットで音源を見つけて、このCD-Rに入れてみたら?方式です。けれど、訃報の記事内に、正式リリースされるとの話もあるので、ちゃんと出るんですね。アルバムの方は、マーク・リンカスが歌う曲もありますが基本的に彼は楽曲制作側で、The Flaming Lipsのウェイン、Super Furry Animalsのグリフ・リース、元Grandaddyのジェイソン・リトル、The Strokesのジュリアン・カサブランカス、イギー・ポップ、Pixiesのブラック・フランシスなど多彩なゲストを迎えた作品です。
YouTube – Sparklehorse feat. Nina Persson – Gold Day
素敵な音を届けてくれて有難う御座いました。謹んでご冥福お祈り申し上げます。

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コメント:2
- kaneko masahiro 2010/06/21
本当に辛い。大好きだったのに。もう彼の新作は聞けないのか。辛い。
とりあえず、vivadixiesubmarinetransmissionplot から聞きなおします。
辛い。- Liam No.19 2010/06/22
はじめまして。
他のアーティストとコラボした作品も出したりと、これから更に彼の才能を発揮出来るはずだったのに、と考えると、本当に惜しいというか、悲しいです。
改めて、聴き直してみて、他の誰も奏でる事の出来ないマーク・リンカスという男の、独自な世界観をまざまざと見せつけられました。
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