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【機動戦士ガンダム00、第2シーズンを見終わった】稀代の戦争屋は、春日部に帰れず…


「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる、最低最悪のろくでなしです…」
「機動戦士ガンダム00」のテレビ版を2シーズン分、見終わりました。
最後の最後まで、アリー・アル・サーシェス(藤原啓治さん)は残忍非道な人だった。トンズラしようとし、ロックオン(三木眞一郎さん)に追い詰められ、手を上げるが、隙を突いて、「馬鹿が!」と言い、再び銃を手にする→ご臨終、でした。
全ての黒幕、リボンズ(古谷徹さん)をして「人間の枠を越えている」と言われた男の最後は、春日部に残してきた嫁と子供に別れの言葉を送る暇もない射殺でしたね。


個人的には、沙慈君(入野自由さん)が気になって仕方がなかった。
宇宙開発の技師になるも、ドタバタ劇に巻き込まれ、ソレスタルビーイングと共に、行動する事となり、”戦争”を否定しつつも、愛してる女性を取り戻す為の戦いへと趣き、最後は、敵兵として迫ってきたルイス(斎藤千和さん)を救えました。良かった良かった。


ソレスタルビーイング所属のガンダムマイスターは、皆、良かったなあ。

第1期では、好敵手が唯一いなかったティエリア(神谷浩史さん)も、第2期では、自分と同じイノベイターとの戦いが用意されていたし、終始、重要なキーの一つでありました。ただ、ドレスを着て女装した時が、綺麗だったw

一方、アレルヤ(吉野裕行さん)は、早々に、マリー・パーファシー(小笠原亜里沙さん)を取り返し、その後、彼女は、人格がソーマ・ピーリスに戻って、てんやわんやはありましたが、好敵手になる人は、終盤、誰もいなかった。マリー=ソーマを護りながらの戦いなので、好敵手がいたとしても、なかなか難しようでしたが。

ロックオン・ストラトス。第1期で、ニール・ディランディが亡くなってしまったので、弟のライル・ディランディがロックオンとして活躍。反政府組織カタロンのメンバーでもあり、ガンダムに乗る事で、彼らを救う戦いをしていましたが、イノベイターのアニュー・リターナー(白石涼子さん)との恋愛→死亡劇を乗り越えて、自分の父母をテロで殺した元凶であり、兄を殺したアリー・アル・サーシェスとの大激戦は、見ていて、胸に熱いモノがこみ上げてくるほどの熱戦でした。

刹那・F・セイエイ(宮野真守さん)はね、第2期でぐっと身長が伸びて、びっくらこいた。一つ非常に気になったんですけれど、終盤のフェルトちゃん(高垣彩陽さん)とのアレは何?マリナ様(恒松あゆみ)とは、結局、きちんとした恋愛関係にまでは至らなかったけれど、フェルトちゃんが好意を寄せてるような描写が最終決戦の前にありまして…(ネットで、検索したら、「家族愛」に近いらしい。ほんとにー!?)
刹那自身は、今までの戦いを経て、”未来へ”などと前を向く発言が増え、沙慈君の戦いも最後まで、しっかりサポートしてました。

そして、リボンズとの最終決戦では、初代ガンダムにかなり似ているガンダムに、アムロが乗り込むというネタもありながら、そのガンダムを、最新のガンダム(とは言いつつ、ダブルオーガンダムから第1期で乗っていたガンダムエクシアに途中で乗り換えてますが)が倒すという、何とも言えない大激戦だった。

他には、

ミスター・ブシドーことグラハム・エーカー(中村悠一さん)、第1期は第1期のラスボス死亡後に登場、刹那の元に突っ込んできて、ラストバトルパート2をやってましたが、第2期はそこまで持たなかった。日本の武士道に多大な影響を受けてしまい、更に不思議なキャラクターになり、マスラオ(後にスサノオ)と、日本の由縁のあるネーミングに機体に乗り、トランザムまで使えるようになったけれど、同じくトランザムを使ったガンダムの前に、大破。

パトリック・コーラサワー(浜田賢二さん)、第1期、のっけにガンダムにボコられ、ネタ要員になりましたが、本当に、「不死身のコーラサワー」で通しましたねw カティ・マネキン大佐(高山みなみさん)を好きになり、第2期も「勝手に来ちゃいました~」といつもの調子だったはずが、最終決戦では、「俺の大佐に、手を出すな!」と量産型イノベイターが乗るガガと心中した時は、「えっ!?」と焦ってしまった。けれど、エピローグでは、また今回も生きていて、大佐改め准将と結婚してたwさすがだな(彼の存在って、シリアスな展開が増していく終盤になればなるほど、良いスパイスで効いていたw)

セルゲイ・スミルノフ(石塚運昇さん)、切なかった。亡くした妻、分かり合えない親と子、かつての友、そしてソーマ・ピーリス。息子に父殺しの仇を背負わせる事になってしまったけれど、その最期、自身の機体の爆発に、息子が巻き込まれないように、そっと手を押し、機体を離させるシーンなんか、もうね…

ここまでは、個々の登場人物の感想を書きましたが、全体としては、
「やっぱり、戦闘が昔のガンダムと比べものにならないほど、ど迫力!」
重要人物同士の戦闘の他にも、圧倒的な数と弾数でガンダムで追い詰めるシーン、巨大自由電子レーザー掃射装置メメントモリによる攻撃、量産型イノベイターが乗るガガが無数に特攻していくシーンと言い、大迫力で押し切ってる映像だった。(勿論、昔のガンダムにも良い点はありますが、物量で言えば、いや、今回は凄かった)
劇場版の方は、宇宙人と戦うんでしょ?更にど迫力な戦闘シーンなんだろうなあ。

ストーリー。これも良かったですね。
先ほどの書きましたが、おのおのの過去と対峙し、未来へと繋がる道をおのおのが見つけていく。そうやって、人間自身が先を見ようとする事を、リボンズが邪魔する形となり、彼による管理された世界が良いか?人間が自分達で考える未来が良いか?終盤になるにつれ、それまで上から目線のリボンズが露骨に我を見せ出した事で、その選択が加速度的に進んでいく点なんかは非常に良かったですね。


で、劇場版。
近々、観に行って参ります!


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